タイから世界中に広がったシャム

シャムネコ
シャムとはタイの昔の国名です。このことからも明らかなように、シャムはタイを起源とする猫です。
いつ頃から世に現れたかは分かっていませんが、かなり古い時代からタイの中で貴重な猫として扱われてきたようです。
はっきりとしたことは分かっていませんが、宮殿の中や仏僧の間でだけ
飼うことを許されていた猫とされていて、上流階級の人だけが見ることができた貴重な猫だったようです。

その後、イギリス人によってその魅力が発見され、ヨーロッパに持ち込まれました。
イギリスに着くなり、様々なコンクールに出場し、重要な賞を総なめしたのです。
それだけ、当時の時代には衝撃的な美しさと気品だったということでしょう。
その後、見た目の美しさと飼いやすい性格の良さなどが合わさって、
ヨーロッパだけでなく世界中に広がっていきました。

日本でもシャムの人気は高いですし、どの国民からの受け入れられる種類です。
また、他の種を作出するためにシャムが用いられることも多く、シャムをルーツとして複数の種が誕生しています。

瞳とポイントがシャムの特徴

シャムの身体的特徴は分かりやすいものです。
その1つが瞳の色です。
公認されているのはサファイヤブルーのみで、とても美しい瞳を持っています。
この魅力に惹かれる人が多く、目を見て飼うことを決めたという人も少なくありません。

また、ポイントと呼ばれる部分的に出現する濃い色もシャムの特徴です。
シャムの場合は、四肢やしっぽ、顔、耳に表れ、独特の色合いを放っています。
このポイントの付き方によって雰囲気が変わりますので、コンクールなどでもポイントの場所や色などがよくチェックされます。

前足よりも後ろ足の方が若干長くて、そのためか、歩く姿がとてもゆったりとして優雅な雰囲気を出しています。
毛の色は、ライラック、チョコレート、シール、ブルーの4つが公認されています。

猫らしい性格の持ち主

シャムは少しわがままなところを持っています。
自分のペースで生活することを好み、気に入らないものは基本的にいつまで経っても受け入れません。

一方で、社交的な性格をしているのが魅力で、見知らぬ人に会ってもあまり警戒心を示すことなく、馴染んでくれます。
飼い主にはとてもべったりすることが多く、愛情深い性格です。
また、陽気な性格で一緒に遊ぶのが好きですので、初めて猫を飼う場合でも、楽に世話をすることができます。

シャムの毛はとてもすべすべして柔らかいので、なでるととても気持ち良く感じます。
猫もなでられるのが好きですので、時間を取ってスキンシップを楽しむのも良いでしょう。
愛情に応えてくれる猫ですので、ぐっと距離を縮めることができます。