比較的最近生まれた猫、ラグドール

数百年以上の歴史を持つ品種の猫もいますが、このラグドールは比較的最近になって誕生した種類です。
1960年代に、アメリカのブリーダーの手によって生まれました。
ペルシャやバーミーズ、バーマンを始めとする複数の猫を交配
させることによって、それぞれの魅力を持ち合わせたこの種ができあがったのです。
その後、ブリーダーたちのビジネス上の意見の違いなどがあって、
いろいろな確執が生じましたが、1970年後半には広く世間に知られるようになっていきました。

とても特徴的なラグドール

ラグドールは、ぬいぐるみという意味を持つ英語です。

(参考記事)
ラグドール ウィキペディア 

その名前が表すように、ふわふわで気持ちの良い毛の質を持つ猫です。
そして、この猫の大きな特徴の1つは、とても大きく成長するというところです。
通常の大きめの猫でも、6キロくらいが限度ですが、大きいものになるとラグドールは10キロ程度にもなります。

その体の大きさの分、成長が遅く、通常1,2年もすると成長が止まるのに対し、ラグドールは、生後2,3年は成長を続けます。
骨格も大きいですし、筋肉質の体を持っていて、がっしりとした体付きなのが印象的です。

顔はすっきりとした鼻筋を持っていて、サファイヤブルーのきれいな目の持ち主です。
足は前足も後ろ足もほぼ同じ長さですが、太めの足ですのでがっしりして見えます。

毛足は長めで、首の周りが特に長くなっていますので、ゴージャスな雰囲気を出しています。
また、しっぽもふわふわになる猫もいて、かわいらしさを引き立てています。

とてもおおらかでもの静かな性格をしている

ラグドールはぬいぐるみという意味ですが、それは見た目だけではなくて、性格をも表しています。
飼い主に抱っこされると、力を抜いてだらんとします。
完全にご主人に身を任せた状態になってしまい、まるでぬいぐるみを抱えているかのようです。

こうした習性からも分かるように、とてもおおらかな性格をしていて、
一部の猫に見られる神経質な性格は持っていません。
鳴くことも少なく、もの静かな猫でもあり、マンションなどの集合住宅でも比較的飼いやすい種類でしょう。

また、小動物や虫を見ても、狩りをしようとしませんので、
猫がネズミや小鳥を捕まえてくるのではないか、と心配する人に向いています。
また、ひっかく癖もあまりありませんので、家の中に傷を付けてほしくないという方にも、安心して変える種類と言えます。

このように、ラグドールはその性格の良さや、見た目のかわいさから、
まさにぬいぐるみと呼ぶのにふさわしい猫で、とても飼いやすい種類です。
猫を飼いたいものの、いろいろな心配を持っているなら、ラグドールを選択肢に入れてみるのも良いでしょう。