バリニーズはシャムのロングヘア種

バリニーズは、シャムの血を引く猫です。
シャムは基本的に短い毛足ですが、突然変異などの影響で長毛のシャムが生まれました。
しかし、シャムの特徴は短毛であるという考え方から、昔は長毛のシャムはあまり重視されず、一般用のペットとして安く売られていたこともありました。

ところが、1940年もしくは1950年頃になると、この毛足が長いシャムの魅力が見直されるようになり、繁殖が進められました。
そして、長毛種のシャムとして種がしっかりと定められ、公式に認められるようになったのです。

当然のことですが、シャムと同じような体のフォルムをしていて、すらりと優雅な体付きをしています。
そして、その歩き方や身のこなしがとてもスマートで魅力的だったため、
インドネシア、バリ島のダンサーにちなんでバリニーズという名前が付けられたのです。

もちろん、シャムはタイがルーツの猫ですので、バリニーズという名前を持っているからといって、バリ島とルーツとしての関連があるわけではありません。
その立ち居振る舞いのイメージから付けられたのです。

バリニーズの身体的特徴

バリニーズはセミロングもしくはロングの毛を持つシャム種の猫です。
首回りの毛が長く伸びる傾向にあります。
また、しっぽの毛も豊かになることがあり、ふわふわとしたしっぽを持つ猫もいます。

柔らかい毛ですので、とても触り心地が良く抱っこしていても気持ちいいのが魅力です。
毛が長いものの寒さに弱いという特徴もあり、見た目とは裏腹ですので注意が必要です。

しっかりと筋肉のついた体をしていますが、全体的にスマートで流れるような美しいフォルムを持っています。
そして、シャム同様サファイヤブルーの瞳が特徴となっています。
この色以外は公式には、バリニーズと認められることはありません。

ちょっとわがままな性格で気位が高い

バリニーズは、他の猫と比べると少し神経質でわがままな性格を持っています。
自分のペースで生活するのを好み、好き嫌いもはっきりとしています。
気位が高い性格とも言うことができて、言ってみれば猫らしい性格でもあるでしょう。

怒られたり飼い主が構ってくれなかったりすると、落ち込むことも多く、感受性の高い猫と言えます。
一方で、飼い主にはとても愛情深く接するという性格を持っていて、一緒に遊んでくれるととてもうれしそうにします。

基本的に活発な性格で体を動かして遊ぶのが好きです。
家の中に、走ったり飛んだりして遊べる遊具を置くと、飽きずに遊んでいます。
こうしたバリニーズの性格を知った上で、一緒に時間を過ごして遊んであげると、
猫との関係をしっかりと築くことができて、信頼関係もすぐに生まれるでしょう。