NGお世話の種類とその理由

猫は自然界で生活をしている時には基本的に単独行動をします。
そのため他の動物に必要以上に構われたり、過剰にスキンシップをとられることを嫌がる傾向にあります。

飼育を開始してしばらくした時期に、それまでは比較的従順そうに見えていた猫が急に攻撃をしてくるということもあったりします。
そうした時に間違った対応をしてしまうと攻撃行動がその後も直らず、人間と生活をしていくこと自体が困難になってしまいます。

猫を飼育するときに十分気をつけておきたいのが「猫には猫のペースがある」ということです。
これが犬の場合、野生では群れで行動をするので逆に常に人が気にしてあげないと精神的に安定しないということになります。

もっとも猫の中には犬以上に飼い主さんに甘えたがる猫もいますので、その猫の個性を見ながら適度な距離感でお付き合いをしてけるように考えていってください。

猫を初めて飼育する人や子供でよくあるNGお世話が「食事中、トイレ中にちょっかいをかける」ということです。
常にのんびりしているように見える猫ですが、自分の時間を邪魔されることを非常に嫌うという特性があります。

普段の生活で猫が体を触れさせてくれなかったりすると、つい比較的おとなしく一箇所にいてくれる食事中やトイレ中に触ろうとしてしまいます。

しかし食事中やトイレ中は猫のプライベートな時間であることから、そのときに無理に撫でたり声をかけたりすることは非常に邪魔な行為になります。
それらが繰り返されると猫がストレスを蓄積していきますので、突然機嫌が悪くなったり人が近くにいる時に食事などをしなくなったりします。

また猫に好かれようとするあまり、しょっちゅうおやつをあげてしまうというのも猫のことを思えばNG行為です。
近年では猫の腎臓病が問題になってきていますが、室内飼育で運動不足気味の猫がおやつを毎日たっぷり食べてしまうとみるみるうちに肥満体質となっていきます。

やりすぎないレベルでやめるのがよい

猫のお世話でよくあるのが、仲良く撫でていたら突然怒り出したというようなことです。
これはそれまでは気持ちよく撫でてもらっていたとしても、一定のレベルを超えると急にうっとおしく感じる猫特有の心理が関係しています。

なので猫が気持ちよさそうにしているマッサージやブラッシングも、猫が怒り出すまでしつこく続けるのではなく適度なところで飼い主さんが切り上げる方がよいでしょう。

止め時というのは難しいものですが、気持ち的にはちょっと足りないかなという時間くらいでちょうどよいと言えます。
急に猫が怒り出してしまったらそれ以上無理はせず、落ち着いて向こうから寄ってきてくれるのを待ちましょう。