白い猫に多く見られるオッドアイ現象

猫の見た目の大きな魅力の一つは、その大きくて澄んだ目です。
他の動物とは異なる目の形や作りをしているため、目の色がクリアで非常に美しく見えます。
そのため、たいていの猫種では、正式な品種として認められるためには、目の色が指定されたものになっていることが必要です。

その中でもまれに左右の目の色が異なる「オッドアイ」と呼ばれる目を持っている個体がいます。
このオッドアイはいろいろなパターンがありますが、日本では金目銀目と呼ばれる黄色と青色の組み合わせが多く見られます。

オッドアイはどの猫にも起こりえることですが、毛が白い猫に起こりやすいとされていて、他のカラーよりも確率が高く、全体の20パーセントほどを占めるとされています。
とても特徴的な外見を持つようになりますので、色合いによってはオッドアイの猫はとても高値で売買されることもあるのです。

遺伝的な要因でオッドアイになる猫が多い

オッドアイの原因は、先天的なものと後天的なものがあります。
基本的には左右の目の色が違うのは遺伝子の変異によって生じることが多く、生まれた時から異なる色をしています。
大人になるにしたがって目の色が変化する猫種もありますが、先天的なものだと成長しても左右の色が異なったままです。

後天的なものとしては、特に目の色がブルーの個体に多く見られます。
ブルーの目をしている子猫は成長過程で他の色に変わっていくことがあるのですが、それがなんらかの原因で片目だけ変化せずオッドアイとなるのです。
子ねこの時は同じ色だったのに、大人になると左右で違ってくるという時はこのパターンと言えるでしょう。

また、何らかの病気によっても目の色が変わってくることもあります。
緑内障や白内障などによって角膜に異常が出てくると、外から見える目の色にも変化が出てきます。
視力が急速に落ちてくるなどの症状が猫にも見えてきますので、その際にはすぐに獣医師に連れて行って必要なケアをしてあげましょう。

寿命が短い傾向にあるオッドアイの猫

オッドアイの猫はとても美しく神秘的なのですが、残念ながら寿命が普通の猫に比べて短いという傾向を持っています。
遺伝子異常が根底にあるため、紫外線に弱く皮膚炎を起こしやすいなどのトラブルが生じ、内臓機能にも障害が出やすいため、一般的な寿命よりも短くなってしまうのです。
また、ブルーアイの猫が左右で目の色が変わってしまう場合は、ブルーの方の耳に聴覚異常が出ることもあります。

こうしたデメリットも抱えていますので、常日頃から愛猫の体調には細心の注意を払うようにして、いつまでも元気に過ごしてもらえるようにしましょう。