しつけても結構繰り返すことが多いエサ皿をひっくり返すという行動

猫の行動には飼い主にとって困ってしまうものもあります。
その代表というのは、エサがまだたっぷりと入っているのにも関わらず、エサ皿をひっくり返してしまうというものです。
エサがそこら中に散乱してしまいますし、近くに置いてある水の中に入ってしまったり、家具の下などに入ってしまったりして、後から掃除するのが大変になることも多いものです。

これには飼い主も困ってしまいますので、愛猫をしっかりとしつけようと思って教えるのですが、この習慣がある猫はなかなか直してくれず、繰り返し教えても無駄ということが結構あります。
これには猫の本能的な習性が関係していて、体にしみこんでいるものですので、簡単には直せないのです。

飼い主から見えないところで食べたいと思ってすることもある

猫がエサ皿をひっくり返すという行動には、猫なりのしっかりとした理由があります。
その理由とは、猫は元々取った獲物をハントした場所から、他の誰にも見えないところに持っていって、一人で食べるという習性があるからです。
たいていの場合エサ皿は、飼い主から見えるところにありますので、猫は飼い主から見えないところに持っていって一人で食べたいという気持ちで、エサとそれが入っている皿を運ぼうとしてひっくり返してしまうのです。

また、今はそれほどお腹が空いていないので、他のところに持っていてエサを隠し、後から食べようと思うこともあります。
その場合も、エサを隠そうとして皿で覆ったり、どこかに運ぼうと皿ごと動かしている時に皿がひっくり返ってしまうのです。
このように、猫がエサ皿をひっくり返してしまう理由には本能的な習性があり、何も飼い主を困らせようとか、ストレスが溜まっていて怒っているからというわけではないことが分かります。

エサ皿のひっくり返しに対処するための方法とは?

猫がエサ皿をひっくり返す原因は、主に他の誰かがいないところで食べたいという気持ちによりますので、ひっくり返しを防ぐためには、猫の気持ちに沿ってあげることが大事です。
部屋の隅の方にエサ皿を置いてあげるとか、自分のケージの中に入れてあげるなどできます。
エサ皿をひっくり返した後に、決まった場所にエサを持って行っているようであれば、その場所にエサ皿を置いてあげるのも良いでしょう。

また、単純にエサ皿をメタル製の重いものにしたり、水入れと一体になっていて大きいものにしたりして、構造上ひっくり返せない容器に変えてあげることもできます。
なにより、愛猫の気持ちを考えてどうしてそうするのか、できるだけ快適な状況でご飯を食べてもらうにはどうしたら良いかを考えることが重要です。