生活環境で寿命が違う

猫の寿命はその生活環境で違ってきます。
野良猫だと平均で2年~3年くらいと言われていますが、飼い猫だと15年くらいが平均だと言われています。
長生きの猫だと、20年生きる猫も珍しくありません。
野良猫は飼い猫に比べると、5分の1ほどしか生きることができないということになります。
それだけ野良猫の生活環境が厳しいということでしょう。
飼い猫が長生きになった理由は、いくつかあるといわれています。

食べ物の変化

昔は飼い猫といえども、人間の残り物などを与えられていました。
しかし現在はキャットフードが普及し、栄養がバランスよくなりました。
キャットフードは猫に必要な栄養素がバランスよく含まれている総合栄養食です。
良質な栄養素を摂取することにより、猫の健康状態も向上したと言われています。

ワクチン接種

ワクチンを接種することにより、予防できる病気が多くなりました。
ワクチン接種が飼い主さんの間にも普及したことで、猫カゼなどの病気にかかりにくくなったようです。

完全室内飼いの増加

昔の飼い猫は、屋外と室内を自由に出入りしていることがほとんどでした。
屋外は野良猫などとけんかをして、感染症にかかる可能性が大きくなります。
また交通事故などに巻き込まれる可能性も高く、猫にとっては危険がたくさんあるという状況でした。
現在は屋外は危険ということが飼い主さんに浸透し、完全室内飼いをしていることが多くなりました。
結果猫エイズや不幸な事故によって、命を落とす猫が減っているということです。

このような事由により、猫の寿命を大幅に伸ばすことができているのです。
次に猫の年齢は、人間にあてはめるとどのくらいになるのか見てみましょう。
猫の年齢換算方法には何種類かあるようなのですが、ここでは計算をしやすい方法を紹介します。
猫は2歳になると人間では24歳くらいと言われています。
それから一年ごとに+4歳になるそうです。
数式にしますと、24+(猫の年齢ー2)×4ということになりますね。
たとえば、10歳の猫の場合ですと24+(10-2)×4=56となりますから、人間にすると56歳ということです。
これに当てはめると、以下のようになります。

1歳→15歳
2歳→24歳
3歳→28歳
4歳→32歳
5歳→36歳
6歳→40歳
7歳→44歳
8歳→48歳
9歳→52歳
10歳→56歳



21歳→100歳
となります。
猫は7歳以上になると、高齢猫と呼ばれるようになります。
10歳にもなると、もうおじいちゃん、おばあちゃんですね。
体の機能も衰えてきますから、シニア用のフードに切り替えてあげるのも良いでしょう。

まとめ

猫を飼い始めるということは、10年以上も一緒にいるということになります。
途中で飼えなくなったから、と無責任に投げ出すことは出来ません。
自分の10年、15年後はどうなっているのか。
その頃は猫を飼える環境なのだろうかということまで考えて、猫を飼い始めることをオススメします。