猫の魅力

猫の魅力は「人の思い通りにならないところ」という人は多く、その行動に振り回されながら可愛くてたまらない新しい魅力を発見し続けています。
この動物の行動は一見不可解に見けることがありますが、実はいろいろなサインを発しているのです。
たとえばたまに膝の上に乗ってきて前足を使って膝をモミモミしてくれる猫に不思議に思ったことがある方もいることでしょう。
これは実は最上級の親愛の情を表現しています。
生まれたばかりの子ネコは母猫のおっぱいに吸い付いて乳を飲みますが、そのときに取る動作がこの前足でのモミモミなのです。
揉むことで乳の出を促進してよりたくさんのおっぱいを飲もうとしているのです。
つまりこの動きは大好きなお母さんにするのと同じということで受けた人は、大変好かれているという幸運な証拠といえます。
またこちらの顔をじっと見てゆっくりとまばたきする動作もよく見られますが、これは相手に対して敵意がない、親しみを持っているという表現です。
こうした肉食獣の野生の世界では目を見開いて相手を直視することは獲物を狙っていたり威嚇して喧嘩をすることを表しています。
目をそらしたりまばたきするということは負けを表しているともいえ、自分の弱さを認めることになります。
人間に対してこのようにゆっくりまばたきをするということは全く敵意がなく安心しているよというサインでもあるのです。

玄関先に動物を置いていく理由

近所の猫がとってきたねずみや雀などをそっと玄関に置いていくいう経験をしたことがある方もいます。
玄関にねずみの死骸が置いてあるなんて人間から見たら嫌がらせ以外の何者でもないのですが、これは本人にとってはとっておきのプレゼントのつもりなのです。
好意を持っている相手に自分の手柄であるねずみや雀をプレゼントしているというつもりなのですよ。
またよくある行動パターンに体や頭を強くこすりつけてくるということがありますがこれもマーキングの一種で、気に入っている人をこの人は自分の仲間だと印をつけているのです。
犬のように派手に吠えたり、はあはあと息を切らしたり、ちぎれるほど尻尾を振ったりということはしませんが、猫もこのようにさまざまな方法で愛情表現をしている、とても豊かで奥深い動物なのです。

嫌われてしまう間違った行動

この動物に好かれようとするあまり、間違った行動をとってしまい逆に嫌われてしまうというケースもあります。
たとえば、大きな声を上げて近づいていくことは相手にとっては迷惑でしかありません。
猫は大変耳がいい動物で大きな声は騒音になってしまいますし大きな人間が近づいてくるので驚異に映ってしまうのです。
一般的に猫は高い声が好きで大人の男性のように低い声は好まないことが多いので、話しかけるときはまさにネコなで声で高く優しく話しかけるようにしましょう。
猫の目をじっと見つめるのも野生の世界では威嚇を表しますから避けたほうが無難です。
好かれたいのであれば目を合わせないかゆっくりまばたきをしましょう。
むしろ構わずに放っておくくらいの方が意外と近寄ってきてくれるというのがこの動物の特徴であり魅力なのです。