年をとると病気にかかりやすい

猫の飼育環境が良くなり、猫の平均寿命も延びています。
7歳くらいになると、もう老猫といわれてしまいます。
人間に換算するともう60歳くらいですので、もうおじいちゃん、おばあちゃんですね。
年をとったサインとしては、毛づやが悪くなったり、一日中寝てばかりになったりということがあります。
ほかにも爪とぎをしなくなったために爪が伸びたままになってしまったり、歯周病で歯が抜けてしまうこともあります。
爪は伸びっぱなしでは危険ですので、切ってあげないといけません。
しかし寝ているところを無理に起こしたりすると猫にとってはストレスになってしまうので、無理強いは禁物です。
また猫も年をとると、病気にかかりやすくなってしまいます。
かかりやすい病気には、以下のようなものがあげられます。

慢性腎不全

一番多いといわれている病気が腎臓病です。
慢性腎不全になってしまうと、体内の老廃物を体の外へ排出できなくなってしまいます。
尿毒症になってしまうと食欲がなくなる、嘔吐を繰り返すなどの症状が見られます。
この病気は治療をしても完治させることが難しいといわれていて、病気の進行を遅らせる治療になります。
初期は無症状のことが多いので、気が付いたときは手遅れだったというケースも少なくない恐ろしい病気です。
いつもより食欲がなくなった、水ばかり飲む、嘔吐をする、おしっこの回数が多い、血尿が出る、おしっこをしたいのに出なくて、トイレの周りをうろうろしているなどの症状が見られた場合は動物病院で診察してもらってください。

糖尿病

肥満や加齢が原因とされていますが、糖尿病は病気の進行が早いといいます。
初期ですと食事療法やインスリン注射などで治療をすることが出来ますが、末期になると死を待つばかりということになってしまいます。
また甲状腺機能亢進症を発症すると、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になってしまい心臓などの内臓に負担をかけてしまいます。
水をがぶ飲みする、おしっこの量が多い、食欲は増しているのに体重減少がある、活発になるなどの症状があったら、糖尿病や甲状腺の病気を疑ってみましょう。

猫がかかるガン

それからガンにかかる猫も多く見られます。
多いのがリンパ腫と乳がんで、他の臓器に転移して多臓器不全になってしまう場合があります。
白い猫は皮膚がんにもなりやすいといわれています。
元気がなくなる、食欲がなくなる、嘔吐をする、下痢をする、体にしこりがあるなどの症状がでます。
がんは早期発見ならば治癒する病気ですので、少しでもおかしいところがあれば獣医さんに診察してもらいましょう。

その他

他にも心臓病、歯周病、口内炎、便秘、胃腸炎、目が見えなくなる、耳が聞こえなくなるなどの症状もあげられます。
10歳とすぎた頃には人間と同じように、痴呆の症状が出る場合もあります。
かわいい猫ちゃんが病気になってしまったら、悲しいですよね。
もし病気になっても早期に発見できるように、定期的に動物病院で健康診断をしてあげるのが良いでしょう。