ピクシーボブ

妖精という名が付けられた猫

アメリカ原産のピクシーボブは、新しい品種として登録されている猫です。
1985年にアメリカのマウントベーカーという山の麓でオスの子猫をもらってきた人が、翌年にもう一匹のオス猫も保護しました。
2匹の猫はどちらもボブキャットのようにしっぽが短かったという特徴がありました。
ボブキャットはアメリカなどに生息しているヤマネコの一種で、
ヤマネコとイエネコの交配種を作りたいとの思いが膨らんでいったそうです。

その後、自分の隣に住んでいた人が飼っているメス猫と交配させて誕生した子猫にピクシーという名前を付けてブリーディングが始まったそうです。
カスケード山脈の近くで見つけた猫20匹以上もブリーディングに含まれましたが、
これはこの付近に生息しているボブキャットとイエネコのハイブリット種が存在しているだろうとの考えに基づいていたそうです。

このような経緯で誕生したピクシーボブはボブキャットの遺伝子が含まれているに違いないと思われましたが、DNA検査を行ったところボブキャットの血は混ざっていなかったことが判明しています。
現実的には野生の状態でイエネコとヤマネコの交配は出来ないという説があることから、初めに発見されたしっぽの短い猫の由来はわかっていないのが実情です。
なお、ピクシーボブはTICAに登録されているものの、純血種の登録を行っているCFAには登録されていません。

参考:http://pepy.jp/7790

ピクシーボブの特徴と性格

ピクシーボブはしっぽがとても短いのが特徴で、他の猫と比較するとかなり短いです。
個体によっては長いしっぽの子が誕生する場合もあることから、
産まれてすぐにしっぽを切断してしまうというブリーダーも存在しているそうです。
指も7本までが正常とされており、通常の猫は前足が5本で後ろ足が4本という特徴と比較するとかなり珍しい品種であることがわかります。

体つきは筋肉質でがっしりしており、オスは8キロくらいに達することもあるそうです。
抱き上げてみるとずっしりとした重さを感じられることから、たくましい体つきであることがよくわかります。

性格はとても穏やかで飼い主に対しても忠実に接する子が多いです。
外見はどことなく近寄りがたいような印象を受けますが、実は社交的で猫を初めて飼う方でも問題なく飼育できるとされています。

ピクシーボブのお手入れ

ブラッシングを行う場合は一日一回だけ行うと十分です。
体が大きいことから食事の量も多く、筋肉と太い骨を維持するためにも
タンパク質やカルシウムが含まれている食事を与えてください。
誕生するまでの段階で色々な種類のイエネコと交配していることから、
近親交配された品種にありがちは遺伝的な疾患の問題は起こりにくく飼育しやすいとされています。