穏やかな巨人と呼ばれる猫

猫の中でも大人になった時の大きさが最大になると言われているのがメインクーンです。
ふさふさの毛が可愛いメインクーンは、起源や逸話が色々存在していることから、
どれが正しい説なのかはっきりわかっていないのが実情です。

一説によるとフランスのマリー・アントワネットに可愛がられていた猫だったという話もあります。
マリー・アントワネットがフランス革命により処刑されることになった時、密かにフランスから逃げ出そうと考えていたそうです。
その時に可愛がっていた猫(ターキッシュアンゴラ)6匹を一緒に連れて行こうと計画をしていたそうですが、結局は失敗に終わりマリー・アントワネットは処刑されてしまいます。
猫だけはアメリカのメイン州に辿り着いて生き延びることができ、
それがメインクーンの先祖になったと言われているのです。

もう一つの説はメインクーンの耳には飾り房と呼ばれる毛が存在していますが、
この特徴がヤマネコの外見にそっくりなことからヤマネコと土着猫の間で自然交配された猫なのではないかとの説もあります。
外見的には良く似ているような気がしますが、この説についても確証がありません。

最も有力視されている説が11世紀頃にバイキングの船に乗っていた猫が
行く先々でその土地の猫と子供を設けていたものがアメリカにやって来たという説です。
実はバイキングと一緒にやって来たとの説が有力視されている猫は他にもいて、
見た目がそっくりであることが有力視される理由になっています。

メインクーンの特徴と性格

メインクーンの起源には様々な説がありますが、ア
メリカの過酷な自然環境に適応する厚い被毛で覆われて大きな体格であることが大きな特徴と言えます。
首周りとお腹には特にふさふさの毛が生えているのが特徴で、全体的に耐水性のある毛質をしています。

様々な毛の色と瞳の色を持つ個体が存在していますが、完全に成猫の大きさになるまでには2年くらいかかると言われています。
オス猫は体重が10キロを超えることもあり、ギネス記録では世界で最も長い猫として123センチという記録を残しています。

大きな体をしていますが性格はとても温厚で穏やかな子が多くて飼育しやすいと言われています。

メインクーンのお手入れ

ふさふさの毛が絡まったり毛玉ができたりしないように、朝と夕方の一日二回はブラッシングとコーミングを行うのが理想的です。
メインクーンは遺伝的にかかりやすい病気があると言われていますので、異変を感じた時にはすぐ病院に連れて行くことが大切です。
特に脊髄性筋萎縮症と多発性嚢胞腎は遺伝的にかかりやすく、オスは中年以降になると肥大性心筋症になりやすいと言われています。