ラムキン

短足猫の人気で作出されたラムキン

短足のマンチカンが定着し、人気が高まり、短足猫に対する更なる要望が高まります。
そして、マンチカンと米国原産のセルカークレックスとの交雑の結果、ラムキンは同国で作出されるのです。
近年はマンチカンと、他の猫種との交雑の研究が進められており、新種の誕生が続いています。
ラムキンは、その過程で生まれた新種の猫の1種なのです。
研究は継続されており、短足猫はまだまだ進化していくに違いありません。

ラムキンは、マンチカンの短い足とセルカークレックスの長くてフワフワした巻き毛の両方の魅力を併せ持つ可愛い猫です。
その外観はまるで子羊のように愛くるしく、この猫が作出されると、子羊を意味する「ラムキン(英語で子羊の意)」と名付けられます。
また、英語で小人の意味の「ナナス」とカール被毛を意味する「レックス」を合成した造語「ナナスレックス」との別称も持ちます。
ラムキンは血統登録団体だけでなく小型猫を専門に取り扱う登録団体に正式に認定されています。

短足と巻き毛が可愛い小型の猫

ラムキンは、細身で小型ですがしっかりとした筋肉質で、尻尾は体と同じくらい長く斑が入っています。
マンチカンとの違いは髭・被毛がカールしていることです。
季節や気温、湿度により毛の状態が変わり、巻き毛が取れる状態になることもあります。

短い足と巻き毛が特徴の小型猫で、毛のカラータイプは多彩でホワイトが最もポピュラーで、長毛タイプと短毛タイプの2種があります。

標準的な体重は1.5~4kg程度で猫の仲間では最小といえるでしょう。
マンチカンは体重の軽い猫で2kg程度ですが、ラムキンはさらに小型です。
性格は明るく温厚で、人見知りもせず、ある程度自立心もあるため一人遊びも上手です。
家具の上にダイナミックに上るというより、椅子やベッド、ソファなどの高さにピョンととびのるところが可愛いです。
必要時をのぞけば滅多に鳴かず、手がかかりません。

ラムキンを飼う際の手入れと注意点

短毛の場合は1日1回の簡単なコーミング程度で十分なのですが、長毛の場合はカールしていることもあり毎日1回は丁寧なブラッシングとコーミングが必須です。
短足ですが、高いところに上るのは好きなので、タワーを用意してあげると喜んで遊びます。
ただ、ラムキンはあまり手がかからない猫なので、ほったらしにしてストレスを貯め込まないように注意が必要でしょう。

かかりやすい疾病については、新しい猫種なため十分な情報が集められておらず、今後の情報集積を待つしかありません。
ただ、ダックスフントなどの短足犬はヘルニアになりがちで、基礎猫のマンチカンも同様です。
その点は体質を引き継いでいる可能性が高いので留意しておかねばなりません。