バーマン

ミャンマーで昔から愛されてきた高貴な猫

ミャンマーで昔から親しまれているバーマンは、起源とされる話がいくつか存在しています。

ミャンマーがビルマと呼ばれていた頃、寺院に「シン」という名前の白い猫が住んでいたそうです。
ある日、シンの世話もしていた僧侶が亡くなった時にシンは僧侶の遺体に飛び乗って
四肢から先の他は体の色を金色に変えて目をサファイアのような色に変え、女神へと変身を遂げたと言われています。
このシンがバーマンの祖先になったという逸話が存在しています。
バーマンがビルマの聖なる猫と言われるようになったのはこの逸話が存在しているからだとされています。

現実的な起源ははっきりとわかりませんが、一説には釈迦が生まれる前から存在していたとも言われています
バーマンが世界的に知られるようになったのは100年位前の話で、
1919年頃にフランス人がバーマンの先祖にあたるペアを持ち帰ってきましたが、
途中でオスが亡くなってしまいメスだけが残されたそうです。
メスはこの時妊娠をしており、フランスで無事に出産をして子猫が誕生しました。
この子猫とシャムを交配させて誕生したのがバーマンの母親にあたるとされています。

その後第二次世界大戦の影響でバーマンはたったの2匹になってしまいましたが、
再度繁殖が進められて1967年には公認を受けることになるまで回復できました。

バーマンの特徴と性格

バーマンの特徴は四肢から先にある被毛で、前足はグローブ、後ろ足はレースとも呼ばれています。
生まれてから2ヶ月後くらいから特徴的な被毛が目立ってきますが、
両親ともこのような被毛でも子猫に遺伝するとは限らないと言われています。
長い毛はシルクのようにしなやかでもつれることはないと言われています。
瞳は美しいサファイアブルーで、体つきは意外と筋肉質でがっしりしています。

性格はとても甘えん坊で物静かという印象を受けます。
家族に対して愛情が深いことや、飼い主へ従順な態度で接することから飼育しやすい猫です。
こちらが話しかけたことに対して返事をするようになるので、
コミュニケーションを図るほどお互いに信頼し合える良い関係を築けます。

バーマンのお手入れ

長い被毛を美しく保つためにもブラッシングとコーミングを一日一回は行うようにするのが理想的です。
毛は絡まりにくいのであまり神経質にブラッシングをしなくても大丈夫です。

遺伝的にかかりやすい病気として白内障や貧毛症、股関節形成不全、肥大型心筋症などがあります。
特に注意したいのは肥大型心筋症で、発見が遅れるほど手の施しようがなくなってしまうので異変を感じたらすぐに病院へ連れていきましょう。
10歳以上になると何らかの疾患にかかりやすくなることから、大切に飼育するようにしてください。