野生っぽいワイルドさを感じさせる猫

ヒョウの子供なのではないか?と思えるようなワイルドな印象を受けるベンガルは、イエネコとヤマネコの交配によって誕生した品種です。
1970年代にアジアンレオパードキャット=ALCというヤマネコを研究していた医師は、
ALCが猫白血病に対して先天的に免疫力を持っていることに注目し、
ワクチンを作るためにALCとイエネコの交配種を育成していました。
この時期に猫のブリーダーが毛皮を取るために密猟されていたALCの存在に心を痛め、
ヤマネコのような毛を持つペットがいるなら毛皮の需要が減るだろうと考えてヤマネコとイエネコの交配を考えたのです。
ヤマネコとイエネコの交配種を求める医師とブリーダーが出会ったことで現在のベンガルの基礎が築かれています。

現在のベンガルは一見するとヒョウやジャガーの子供かと間違えてしまうような美しい模様をしており、毛の感触も素晴らしいと評価されています。
野生っぽい印象を色濃く残しており、水に濡れても嫌がらない珍しい猫です。

ベンガルの特徴と性格

ベンガルの大きな特徴はヒョウのような美しい被毛です。
ベンガルのような色合いの模様を持っている品種は他にはなく、触り心地もとても滑らかです。
ヤマネコの乱獲を防止するという大きな目標を掲げ、
本物のヤマネコと同じような野性味溢れる美しい被毛のイエネコを目指し、

交配をしていた人たちの苦労がこうして形に残っているのです。

筋肉質で野性的な印象を受けるため、外見だけで見るとまさしく野生のヒョウの子供という印象ですが、性格はとても社交的で明るい子が多いです。
ヤマネコとイエネコを交配し続けた結果、両者の良いところをきちんと受け継いだ形としてベンガルが誕生したと言えるでしょう。
とても温厚で優しい子が多いことから、小さなお子さんがいる家庭でも安心して飼育できます。
特に他の猫や自分の親兄弟と一緒という環境で育ってきたベンガルは、とても温厚で甘えん坊の子に育つそうです。

ベンガルのお手入れ

ベンガルは必ずではありませんが、一日一回はブラッシングをしてあげるとキレイな毛並みを維持できてコミュニケーションを図り健康チェックを行うことができるのでおすすめです。
野生のヤマネコの血を受け継いでいるので他の猫よりも一日の運動量が多くなければストレスを抱えやすいと言われています。
あまり狭い空間に閉じ込めてしまうとストレスを感じやすいので、上下運動ができるキャットタワーがあると思う存分運動を楽しめるようになります。

場合によってはストレス性の脱毛や膀胱炎になる子もいますので、健康管理には注意してあげるようにしてください。
平均寿命については14歳から16歳と言われていますので、大切に飼育することをおすすめします。